2026/04/01

メンテナンスウィンドウの正しい使い方|計画メンテナンスで誤アラートを防ぐ

メンテナンスウィンドウ 死活監視 アラート管理 運用ノウハウ

メンテナンス中の誤アラート、放置していませんか?

クライアントサイトのサーバー移行やCMS更新を行うとき、監視ツールが一斉にアラートを飛ばしてしまう経験は制作会社なら誰でもあるはずです。深夜のメンテナンス中にSlackが鳴り続け、翌朝にはアラート疲れでチーム全体の対応速度が落ちる——これは大きな問題です。

Miterlのメンテナンスウィンドウ機能を使えば、計画メンテナンスの時間帯を事前に登録し、その間の監視アラートを自動で抑制できます。

メンテナンスウィンドウとは

メンテナンスウィンドウは「この時間帯は計画停止です」と監視システムに伝える仕組みです。設定した期間中は以下のように動作します。

  • 監視チェック自体は継続して実行される
  • アラート通知は抑制される
  • メンテナンス終了後にサイトが復旧していなければ即座にアラート発報

つまり、監視の目は止めずに通知だけを止めるため、メンテナンスが想定より長引いた場合も安心です。

設定のベストプラクティス

1. 前後にバッファ時間を設ける

メンテナンスが23:00〜01:00の予定なら、ウィンドウは22:50〜01:15のように前後10〜15分の余裕を持たせましょう。DNS切り替えやキャッシュクリアの反映遅延を考慮するためです。

2. APIで自動化する

CI/CDパイプラインにメンテナンスウィンドウの作成を組み込むと、設定忘れを防げます。

# デプロイ前にメンテナンスウィンドウを作成
curl -X POST https://api.miterl.com/v1/maintenance-windows \
  -H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "monitor_ids": ["mon_abc123", "mon_def456"],
    "starts_at": "2026-04-01T22:50:00+09:00",
    "ends_at": "2026-04-02T01:15:00+09:00",
    "reason": "サーバー移行作業"
  }'

3. 対象モニターを絞り込む

全サイト一括ではなく、メンテナンス対象のモニターだけに適用しましょう。関係ないサイトの障害を見逃すリスクを避けられます。

4. 繰り返しスケジュールを活用する

毎週水曜深夜に定期バッチがあるなら、繰り返し設定を入れておくと毎回の手動設定が不要になります。

{
  "schedule": {
    "type": "weekly",
    "day_of_week": 3,
    "starts_at": "03:00",
    "duration_minutes": 30,
    "timezone": "Asia/Tokyo"
  }
}

クライアント報告にも活用できる

メンテナンスウィンドウの履歴はダッシュボードから確認できるため、「この時間帯のダウンは計画停止です」とクライアントに明確に説明できます。稼働率レポートからも計画停止は自動で除外されるため、正確なSLAレポートが作成可能です。

まとめ

メンテナンスウィンドウを正しく設定することで、誤アラートの削減・チームの負荷軽減・クライアントへの説明責任をすべて改善できます。Miterlを使えば、API連携で自動化まで実現できるため、制作会社の運用フローに無理なく組み込めます。

詳しい設定方法はドキュメントをご覧ください。Playgroundで実際の動作を試すこともできます。導入事例はユースケースページでご紹介しています。